酷いアトピー性皮膚炎に悩み、手はおろし金のようにガサガサの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
息子は乳児期は喘息がありました。
喘息が良くなったと思ったら、皮膚症状が出てきました。「とにかくタップリ塗ってください」と医師の言う通りせっせとステロイドを3年ほど塗りました。
後で調べたら一番強いものだったので心配になってきました。
2年位経つと塗り薬の効果に疑問を持つようになりました。
手が明らかに異様な皮膚になってきたのです。
年頃でもあり、精神的に引っ込み思案になってきました。
何とかしたいという思いで相談してみました。
「蛋白変性が起こっているんでしょうね。時に体内で炎症反応が持続していると、それに伴って変性した蛋白質が作られ、それが沈着したり悪さすることがあります。そんな時はステロイドを多量に塗る療法があります」と言われました。「ただし、効果が不十分な場合は漫然と塗り続けるべきではないと言われています」ということで、まさに効果が不十分などころが、息子の皮膚はおろし金や象のような状態でした。半信半疑でまず、2週間分の漢方薬を合わせてもらいました。新しく赤い発疹が出にくくなりました。
「ステロイドはいきなり止めないで下さい」と言われたので、酷い所だけ爪楊枝の先に取り分けて塗りました。
その後2週間目に体のあちこちから汁が出てきました。布団がびっしょりになりました。
しかし、おろし金のような手が少しずつ普通の皮膚に入れ替わってくるようになったのです。これにはビックリしました。
また本人がとても喜んで明るくなり、私も嬉しくなりました。「思いのほか速く結果が出て良かったです。食事療法も含めて、このまま続けてください」と言われ、すでに半年になりますが、肌はすっかり綺麗になっています。
TEL:0735-29-1780
住所:和歌山県新宮市谷王子町2-7